(耐雪梅花麗)
(ゆきにたえて ばいかうるわし) 漢詩
ニューヨークヤンキースで活躍した黒田博樹投手の
Tーシャツにこの漢詩が書かれていたのを
チームメイトが関心をしめし、
球界のスーパースターデレクジーターに聞いたそうだ。
すると、彼は良い時も悪い時も変わらず、
汗にまみれて自分を磨けば
得るものが大きく必ず花開くという意味だよと答え 、
選手たちは感動したという。
梅の花は冬の厳しい雪や寒さに耐えた後、春になって
美しく咲き、 かぐわしい香りをはなつ 。
これを人生に例えれば人間は苦難や試練に耐え
それを乗り越えた時、
大きく成長する事ができると解釈できる。
人間成長するためには 、
何事も忍耐が必要だという事であろう。
そのためであろうか、
梅はいろいろな人生訓に引用される。
我が家の梅も 小さいが蕾をつけ 、
躍動感あふれる枝を見ることができ、
僕は、しばし そのたくましい姿に見入った。

この時期
朝倉の大地には麦が芽をだし、
黒の大地とのコントラストが印象的だ。


近くで見ると 葉の先が倒れている。
僕達が小さい頃、
作物の上で遊んでいると、農家のおじさんから
こっ酷く怒られた。
しかし、麦踏みは違う。
この時だけは 麦を踏んで たいそう喜ばれた事を思い出した。
現在では 機械で その作業が行われ、
あの頃の 懐かしい情景を今は見る事はない。
いずれにせよ、
麦は踏みつける事で 元気良く 逞しく育つ。
我々も辛く 苦しい事があっても 何一つ自分の成長にとり
無駄はないのだと
梅や麦を観ていて そう思う。
ブログをご覧の皆さん
来年もいろいろな事が起きると思うが、これも天が与えたご褒美、
お互い 健康で明るく、前向きに 頑張ろう!