2017年03月22日

久しぶりの自宅稽古


   今日は、久しぶりの自宅稽古。
我が家に通ってくれる門人さんと  顔を合わせることができ、
良い時間を持つ事ができた。

  手直しの時、頑張り屋のSさんが、(先生  最近ブログが更新されていませんが、
お忙しいのですか)  。  
さらに   (いつも楽しみにしているのですよ)   と言われ、
僕は、ハットした。  
ブログを始めた初心を忘れかけていたのである。

    (ありがとう    これからつとめて書くように心がけますので、
よろしくお願いします)   と 声をかけた。

  ところで、当教室の楽しい時は、  昼食で   12時の時計がなると
皆  一斉に食べはじめる。
それぞれ 弁当を持ってみえるのだが   中には多めに作った人がいて 、
料理を飯台のうえに出されると、
皆で分け合っていただく。
そうすると、話も弾み、楽しい時間を過ごす事ができ、僕達は幸せだ。

  ところで
午前中に  出来上がった作品も良いのだが、
午後はゆとりが感じられる作品が多いのが不思議である。
やはり、お腹が膨らんでくると、
美を追求する心に  余裕ができるのだろうか。
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    少々  恥ずかしいのだが、僕の尊敬する先生から撮っていただいた
写真を掲載した。
皆さんへのご挨拶である。

昨日が僕の誕生日、今日から 新しい第一歩が始まった。
   初心を忘れることなく  皆さんに感謝をしながら、共に進んで行きたい。
よろしくお願いします。




posted by 森部隆 at 21:50| Comment(10) | 花の玉手箱

2016年06月13日

花の力

    今回より、
池坊の大先輩の今に生きる話を掲載していこうと思っている。
題して、
「花の玉手箱」

先づ、
鹿児島在住の今も現役
97歳、大先生のお話から。


その先生は中研の前身である、華道専門講座で学ばれていたため、
支部代表として、九州大会に出瓶してみないかと支部長より 話しがあったそうである。

どうしたものか、暫し悩まれたが、「よし」   チャンスはいつもあるとは限らない、
今やらねばと思い、出瓶を決意されたそうだ。

ところが、
当日、あまりにも多い出瓶者を見、緊張感が最高に達して、
どうしていいか判らず、しばらく立ち竦んでいたと言われた。

どれほど時間が経ったか判らないが、ふと、机の上の花を見た時、


「そうだ」

(人も 登れば  必ず降りる、
降りたらまた登れば良い)。

この言葉が頭の上から聞こえてきて、心が落ち着くと、不思議と手が動き、
枝垂れ柳を垂らし、木瓜を  立ち上げると、
いい感じとなり、その結果、
上位の賞をいただかれたそうである。

(困難に出会ったら  原点に立ち返れ)。とイギリスの元首相、チャーチルの言葉を思い出す。

この大先生は、今も多勢の生徒さんの指導をされ。
池坊をしていて本当に良かった。
これからも1日、1日を大切にしていきたいと
穏やかな笑顔で話される姿が印象的であった。




posted by 森部隆 at 07:25| Comment(0) | 花の玉手箱