先日 レールバスに乗る機会があった。 飛行機での移動の時は
空港近くのパーキングに駐車するのだが、
JRを利用する時は このレールバスが便利な為 良く利用する。
このレールバス
は バスといってもバスではなく 線路を走る列車である。

甘木の第三セクターが経営していて、甘木から 鹿児島本線 基山駅までを、
一両で走り、 朝夕の通勤 通学時間は連結される。
長閑な田園地帯を走る列車で、普通は空席が目立ち、
ゆったりとした 気持ちで移動できるのだが、
その日は何かの行事があったのだろうか。
多勢のお客さんが乗車された。
僕は早く来ていたので 座れたが、 立っている方も多い。
僕の前に立たれたのは 白髪のキリッとした お婆ちゃんである。
席を変わろうと思ったが、なかなか 言い出せない 、一駅 二駅すぎて
(おかけになりませんか)と 声をかけた。
しかし、(その方は結構です ) と言われ、
前方に移動された。
少し気分を害されたようにお見受けしたのである。
僕は 言わなければ良かったと
思った。
その方は お年寄りと思われたのが嫌だったのだろうか。
お老けになられていたが、 良く見ると 僕と同じか 少し若いように見えた。
しもた しもた(失敗した)
これから、声をかける時は良く見てからでないと。。
「席ゆづり 自分の気持ち 楽になり」
という川柳があるが。 気持ちよく できなかった時は 尾を引く。
僕は、
基山駅で降りるまで 、
この事をずーっと引きずっていた。
(しもた)。
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